この記事はWindows向けです。Macの方はMacでターミナルを開くへ。
まず、WSLは要りません
Windowsで開発の話を調べると、たいていWSL(Windowsの中でLinuxを動かす仕組み)をインストールするところから始まります。最初の一歩では、これは要りません。
エージェント本体も、GitHubを操作するghも、Windowsにそのままインストールできます。 WSLをインストールすると、その中はほとんど別のパソコンのようなもので、道具を全部そちらにもインストールし直すことになります。覚えることが倍になるだけです。
WSLが必要になるのは、Linux向けの道具をどうしても使いたくなってからで間に合います。
Windows Terminalを開く
Windows 11には、Windows Terminalが最初からインストールされています。 22H2以降は、コマンド系のアプリを開くと自動的にこのWindows Terminalの中で開くようになりました。
開き方は2つ覚えておけば十分です。
- スタートメニューで「ターミナル」と打つ — いちばん確実
Windowsキー +X— 表示されたメニューから選ぶ
Windows 10の場合は、最初からインストールされているとは限りません。Microsoft Storeから「Windows Terminal」をインストールしてください(Windows 10のバージョン2004以降が必要です)。インストールしなくても「Windows PowerShell」はスタートメニューから開けますが、後述のコピペなどが快適なので、インストールしておくことをおすすめします。
フォルダを右クリックして、その場所でターミナルを開ける場合もあります。メニューに見当たらないときは「その他のオプションを確認」の中を見てください。
PowerShellとCMD、どちらを使うか
黒い画面を開くと、実は中で動いているものが2種類あります。新しいPowerShellと、昔からあるコマンドプロンプト(CMD)です。
PowerShellを使ってください。 CMDはMS-DOSの時代から続く古い仕組みで、今も動きはしますが、新しく覚える理由がありません。 ネットの解説記事も、今どきのものはPowerShellを前提に書かれています。
そして幸いなことに、Windows Terminalを開いたとき最初に表示されるのはPowerShellです。 つまり、何もしなければ正しいほうが選ばれています。
今どちらにいるか、見分ける
行の先頭を見てください。
PS C:\Users\yourname> ← PowerShell(先頭に PS が付く)
C:\Users\yourname> ← コマンドプロンプト(PS が付かない)
PSが付いていればPowerShellです。この見分け方は意外と大事で、インストール手順などで「PowerShellで実行してください」と書かれているとき、ここで確認できます。
この先へ
MacやLinuxの解説を読むときに戸惑うところをWindowsとMacで、ターミナルはここが違うにまとめました。とくにCtrl+Cの扱いは、知らないと必ず驚きます。
打つコマンドそのものはUNIXコマンド一覧・基本編から。ただしWindowsでは動きが少し違うものがあるので、上の記事と合わせて読んでください。